シニアライフを元気で過ごすには ~3つのことをバランスよく~ 私のエッセイ雑記帳(その83)

                          ライフワーク研究家 中村 義

企業を早期退職して、もう20年以上、これまで多くの新しい出会いがあった。同時に様々なテーマを追いかけながら貪欲に学習し、研究し、実践を重ねてきた。

団塊世代の皆さんよりは少し先輩であるが、生きざまは共通することも多いのではないかと感じている。このシニアライフというテーマ分野では、取り分け女性陣の活動にはいつも感動してきたし、私は今でも「女性に学べ」と言い続けている。

これまでおつき合いさせていただいた元気シニアには共通するものがあることに気づいた。まとめてしまうと次の3つの共通項である。

まず、自ら健康管理をしていること

テニス、ゴルフ、ジョギングなどを含めて、多くのスポーツをそれぞれが楽しんでいる。驚いたのは、フルマラソンに挑戦し続けている50代の女性、毎朝2時間のジョギングを欠かさない。日課のひとつに組み込まれていて、雨でも雪でもどんどん走る。還暦を目標に、リタイア後マラソンに挑戦しようと計画的なトレーニングを実行して、ホノルルマラソンや東京マラソンにも参加した男性も頑張っている。

私は、学生時代には登山や沢登りなどを楽しんだが、中高年の方には今では歩くことをすすめている。それも「速歩」である。時速6キロくらいで、普通の歩く速度の1.5倍ほどのスピード。冬場でも歩き始めて、10-15分くらいで汗ばんでくるのが大体の目安である。ぜひ実行して欲しい。周りの景色や四季おりおりの自然を楽しみながら、また欲張って自分のテーマに関する情報収集にも役立つ。

早寝早起きの習慣と組み合わせることで、お金のかからない素敵な健康法である。

次に、コミュニケーションを楽しむこと

これは何も話すことだけではなく、字を書く、絵を描く、何かを作ることなども含めて、さらに、たまには子供たちと一緒に遊びを通してコミュニケーションを共有するという具合に発展できれば、なおさらいい。

子供、大人を問わず、会話をしながら何かをすることを大切にする。特に、女性はこの分野ではすばらしい能力を発揮するので、男性諸君は見習って欲しい。まずは奥様との会話から始めてみませんか。

最後は、食を楽しむこと

幸い日本は食に大変恵まれ、四季おりおりで旬の野菜や魚などを食べられる。もっとも近年の偽装表示や不安全食品には腹立たしいことであるが。昔は全国各地に素晴しい食文化があった。ところが世の中が便利になって、どこでも同じものを買える時代になっているがそれでいいのかと思うことがある。

地産地消などと言うが、そこで生活している土地の産物を一番美味しい旬の時期に、その土地でいただくのは贅沢なことになってしまった感がする。私達が伝えていかなければならないことでもあるが、食を楽しむことは大切なことである。

さらに少しの純米酒を嗜むことも、健康に良いことが科学的に立証されているので、おまけの情報としておく。ただし、飲みすぎはいけません。日本酒なら、毎日1合に留めておけば、より健康長寿になる。(これは「利き酒師」の私よりの、おまけの余談です)

こうしてみると、これらの3つのこと、すなわち、健康、コミュニケーション、食というのはシニアだけでなく、全ての人が幸せに生きるための基本的にとても大事なことであるとも言える。

皆さんと共に、健康100寿をめざしたいものである。

posted by Ryoma21 at 17:17 | Comment(0) | 中村義「私のエッセイ雑記帳: | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「5文字の文学」の世界があった! ~日本語の素晴らしさに感動~  私のエッセイ雑記帳(その82)

ライフワーク研究家 中村 義

書き留めておきたいテーマというものは、突然に浮かぶことが多い。バスなどで移動中に、ふと気づくことも少なくない。そんなときは、急いで小さなメモ帳や打ち合わせ資料の隅などにメモることが習慣になっている。

ところが、メモ帳のたぐいはいくつもあり、また紙きれなんかにも書きとめるので、うっかり無くしたり、行方不明になることもしばしば。これだけは残しておきたいということについては極力早めに整理しておくのがいいと分かっているのだが、現実にはそうはいかないのが私の欠点であるから始末に悪い。

さて本題に入る。

ちょっと大げさに言うと「日本文学」の範囲という定義などは別にして、読み書きの好きなものにとっては、その文章の容量が気になる。ごく大雑把で身近に親しんでいるものから、その分量の多い順に並べてみると、小説(長編、短編)、随筆(エッセイ)、詩、短歌、俳句・川柳などという分類ができる。

短歌は31文字、俳句・川柳は17文字ということで、こんなに少ない文字で表現できる日本語って、なんて素敵なんだろうと、いつも感心している。

でも、もっと短い文学というか、ものがないかな?なんて考えていたら、あの「いろはカルタ」のことが頭をよぎった。

今では、すっかりご無沙汰の世界ではあるが、昔を思い出して「い」「ろ」「は」…と復唱している私がいた。とりわけ少ない字数のものを探してみると、まず7文字の「花より団子」、次に6文字の「猫に小判」が見つかった。

大事なことは単語だけではなく、短い文字の中に深い意味が存在していること、すなわち日本人なら誰でもその内容を理解できることが大前提である。

そして、ついに究極の5文字にたどり着いたのである。しばらく興奮状態が続いたのは言うまでもない、

それでは発表します。「糠(ぬか)に釘」。やった!この5文字、「世界で一番短い文学?を発見」と勝手に小躍りした私がバスの中にいたのである。

と、昨年5月にここまで書いて喜んでいたところ、ごく最近、この「5文字の世界」に是非とも追加したい情報を見つけてしまった。それは2013年12月に日本の「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことに関連して、この日本人の伝統的な食文化を支える「五の世界」が存在していることを知ったのである。

それらは、次のような「和食に大切なものとしての5つの五の世界がある」ということで、同時に日本語のすばらしさの極みを表しているのだ。

・五法:生(切る)、煮る、焼く、蒸す、揚げる

・五味:酸味、苦味、甘味、辛味、塩味

・五色:白(清潔感)、黒(引き締め)、黄・赤(食欲増進)、青・緑(安心感)

・五適:適温、適材、適量、適技、適心(おもてなしの心)

・五覚:視覚、臭覚、聴覚、触覚、味覚

これら全てがバランスよく混ざり合い、和食独特の美しさを演出していることで、やはり世界が認めた究極の和食文化である、ということを改めて知った。

何ということか、再度この「5つの五の世界」のそれぞれの意味合いをじっくりと眺めることで、日本語そのものの素晴らしさと古来より延々と受け継がれている日本人の繊細な美的感覚にも驚嘆したのである。

これぞ、食と言語の一体化した世界に誇れる文化資産であることに、まったく異論はない。本当に日本人に生まれ育ってよかった、と感じる瞬間でもあった。

(余談)以前、行きつけの寿司店の職人から聞いた言葉を思い出した。「料理には基本はあるが、決まりはない」という名言である。この基本とは5つの五の世界のことで、決まりとは、各人が考えるバランスを大切にして、その料理に合う容器に盛りつけたり、四季おりおりの植物をあしらうなどの工夫を凝らした演出をすること。そのことを寿司職人は私に言いたかったのではないだろうか。やっと彼の本意を理解することができた。

<参考書籍>『熊楠works』vol.43(2014.4.1)南方熊楠顕彰会発行「雑感」

(追記:余談)沖縄は、もっと凄い!

先日、テレビで沖縄の方言で、びっくり仰天の言葉(日本語)の世界を知ったので紹介する。
「すーぬーぷー」「いー」という親子のやり取りである。
これを翻訳?すると「お父さんオナラした?」「うん」という会話である。

ちなみに、すー:お父さん
     ぬー:何?
     ぷー:オナラ
     いー:うん

ということである。たまげたものだが、彼らはこれで十分に意思疎通ができているから驚きを超えた世界でもある。

他にも、「わー:自分」、「たー:誰?」など、まるでスパイ用語みたいな面白い日本語に感心しきりである。やはり日本語はいいね。

posted by Ryoma21 at 21:50 | Comment(0) | 中村義「私のエッセイ雑記帳: | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「『スターウォーズ』の思い出 ~我が家との歴史的な繋がり」 私のエッセイ雑記帳(その81)

ライフワーク研究家 中村 義

あの超人気映画「スターウォーズ」シリーズ第7作「スターウォーズ フォースの覚醒」が2015年12月18日に、日米同時公開された。

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ちなみに、第1作「スターウォーズ」は、1977年5月25日にアメリカで上映され、日本では翌年に公開されている。私は、エンジニアの仕事でエクソン技術研究所に派遣され、1977年4月から1979年3月まで、米国ニュージャージ州で家族(当時3名)と一緒にアメリカ生活をエンジョイしていた。

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当時、2歳半であった長男と近所の知り合いたちと一緒に、映画館で「スターウォーズ」を見た記憶が鮮明に蘇ってきた。私自身は映画の世界はあまり好まないほうであるが、さすがに、アメリカ映画の最先端をいく作品に圧倒されたことは、思い出にしっかりと残っている。

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今回の「スターウォーズ フォースの覚醒」は第7作目であり、第1作は“「スターウォーズ エピソード4、新たなる希望”」という副題を付け再整理されている。

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28年を経て、いま私たちの孫世代が、「スターウォーズ」の世界にはまり込んでいる。いま、彼ら小学6年生と3年生の兄弟、3歳の妹、計3人はスターウォーズの大ファンで、関連するグッズやおもちゃの収集家となって大騒ぎだ。

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誕生日のお祝い品やクリスマス・プレゼントには、どんどんリクエストしてくる。親の息子(41歳)が大切に保管している逸品もそれらの仲間にはいり、おもいっきり息を吹き返している。

こうして我が家は3代にわたり、すっかり「スターウォーズ」の虜となった。これからもこの興奮状態が続くことであろう。

(画像は日本テレビより転載)

posted by Ryoma21 at 18:14 | Comment(0) | しなやか広場とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする